当社は1997年、ハードディスクドライブ用モーターを主力商品とする情報機器部品の販売を目的に、大手総合商社の子会社として設立されました。会社設立に先立つ20数年間、総合商社のOEM自動車部品輸出グループにおいて、海外の自動車・建機・農機メーカー向けに素形材・機械加工・メカニカル部品から電気・電子部品まで広範囲に手掛けてきた実績があり、設立時には既にOEM部品ビジネスの幅広いノウハウを蓄積していました。
長年の経験で培った専門知識と独自のノウハウをもとに、設立以降は事業の拡大に邁進していましたが、2001年、思いがけずMBO（マネジメント バイアウト）の機会が訪れ、親会社から営業譲渡を受け独立することになりました。

経営理念の中に「会社の発展と個人の自己実現の両立・調和｣を掲げていますように、当社は会社の発展を図りながら社員が自己実現を達成できる場でありたいと願っています。
そのために個人の自主性・創造性を尊重し、全体の総合力が発揮できる活力ある企業風土づくりを目指しています。

ここ数年、｢ものづくり｣の重要性が日本の競争力強化のために再認識され、日本製造業の復権の動きが勢いを増してきました。OEM部品の専門商社として最初から｢ものづくり｣にこだわり深く関与してまいりました当社も、これまでの経験を活かしてものづくりの復権に貢献したいと考えています。